愛知県碧南市にある九重味淋様へ行ってきました。
以前、同じ碧南市にある杉浦味淋様を見学させていただいた事があり、味淋の蔵元様へ伺うのは2回目。みりんを漢字で書くと「味醂」のイメージでしたが、この地域では「味淋」という漢字を使う蔵元様が多いそうです。「淋」の字は中国」由来の「甘い汁がしたたる」という意味もあるそうです。
淋は中国由来の「甘い汁がしたたる」という意味で古い蔵だとこちらを使っていると教えていただきました。
九重味淋様の蔵は国の登録有形文化財建造物に登録されているそうです。
到着してみりん蔵の中を案内いただきました。まず、蔵の中に入ると、ふんわりと甘い香りが。中で造られているからこそですね。
味淋の製造の行程を学んだ後、この日はタイミングよく圧搾の行程の一部、もろみを職人さんの手で酒袋につめる様子を見ることができました。
その後階段で2階の資料室へ、九重味淋様の歴史を中心に三河湾エリアに関する資料(古文書・古道具)が丁寧な状態で保存されていました。同じ碧南市には味淋を製造される蔵元様が4蔵あり、九重味淋様で資料を見た後、他の蔵見学へ行く方もいらっしゃるそうです。
本みりんとみりん風調味料の違いから、料理に本みりんを使う際のちょっとしたアドバイスまで。本みりんを料理に使うと普段の料理がさらにおいしくなりそうです。
見学の後はお隣のレストランK庵さんへ。こちらではみりんを使ったランチや、スイーツを食べることができます。
この日はネーミングに惹かれて「三英傑みりん味噌キャラメルソフトDX」をいただきました。
八丁味噌入りのみりんキャラメルソースは愛知ならでは!!
現在大河ドラマも終盤にさしかかってますが、徳川家康公は食にも気をつかっていたそうで、黒ゴマや、大豆も好物だったそうですね。
ランチは、現在みりん角煮御膳・季節の魚もろみ漬けのどちらかを選べるようになっているそうです。
最後にお土産コーナーへ。本みりんやみりんを使った食品、芋けんぴなどのおやつなど
種類が豊富でついつい買いぎてしまいます。
みりんを樽から詰める体験もしてきました、途中こぼさないか、最後にラベルを貼るまでドキドキの連続。お店の方に教えていただきながら無事に完成させることができました。
今回のみりん蔵見学ツアーに興味を持たれた方、蔵いくを運営するいいたび企画では、蔵見学や、レストランの予約を代行手配することができます。事前に予約をしておくと安心です。ツアーの企画を考える旅行会社様は直接、蔵見学へ行きたい観光のお客様は旅行会社様経由でいいたび企画までお問い合せ下さい。